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代表取締役/アートディレクター
奥谷 晶

工学部出身の異色の経歴を持つ。デザイン工程のデジタル化をめざして、Macの黎明期より活動。フルデジタルのワークフローを確立。現在はInDesignCS2を核にして、アートディレクションからデジタル組版・レタッチを含めてフルデジタルデータ完成までをこなすプロチームを率いている。また、デジタルマップ部門もあり、装丁以外にも、図版や画像を多用する書籍・Mookなどの本文ふくめたトータルなデザインで、力を発揮している。

【参照】グラフィックデザイナーズ年鑑(ワークスコーポレーション)2000、2001,'02-'03、'04-'05各版掲載。『装丁家の仕事108人』『装丁家の仕事132人』『装丁家の仕事160人』『装丁の仕事 187人』各版掲載。日本図書設計家協会Web(http://www.tosho-sekkei.gr.jp)に作品掲載。


CREATE YOU
デジタルワークフローを支えるプロ集団

1.アートディレクション優先のデジタルワークフローの設計

InDesignC2を軸に企画・編集段階からのデザイン設計および写真・イラスト・地図など各専門分野とのコラボレーションをめざします。要求されるクォリティ、納期、コストレベル、データのWebなどへの多重展開などに応じて最適なワークフローの設計・進行管理計画を立てることが可能です。基本フォーマットやレイアウトのバリエーション、色彩設計など、トータルな視点からの厳密なデザイン設計・進行管理を行います。

2.デザイン事務所ですが、スキャナ・画像処理部門のエキスパートを擁し、RGBフルデジタルカメラデータにも完全対応します。

デジタルワークフローの要となる、写真データについては、アナログ製版からの経験豊かなデジタル・レタッチャーをスタッフに抱え、ハイエンド機によるスキャナからの取り込みはもちろん、デジタルカメラのRawデータやRGBデータにも対応して最適なCMYK変換を行います。この印刷用にレタッチされた実データを使用することによって、常時キャリブレーションされたモニター、プリンターによる色管理を行って、初校時から印刷仕上がりをシミュレーションした校正紙を提出します。この校正紙を色見本として添付することにより、従来ではありがちな印刷仕上がりでの「色の違い」を最小限度に押さえることができます。あいまいな「デザイン側のイメージ」によって生じる色校正時の修正をなくします。それは実用上、印刷前の色校正を省略可能なレベルといえます。さらに、実データを使用することは、最終的にはPDF-X1aでの印刷入稿を可能にし、印刷所に依存しないデータを作成することができます。出力時のトラブルに悩まされることもなく、かつ校了時から印刷までの工程と期間を劇的に短縮することが可能です。

3.豊富な書体、詳細な文字組版ルールに対応、グリッドシステムを活用し、各種のフォーマットや、多彩な本文レイアウトを実現します。

モリサワ・パスポート、フォントワークス・LETSなど豊富なOpenType書体に対応。デジタルならではの細かな独自の組版ルールに基づいたデータ作成もできます。また、いわゆるアタリ画像ではなく、印刷用にレタッチされた実データを使用することによって、写真データと文字の加工処理などもレイアウトソフト上で行うことができ、画像やイラストをそれが作成されたソフトに戻って修正するなどの、工程の後戻りによる無駄を一掃します。また、グリッドシステムを活用し、多彩な本文レイアウトに力を発揮します。InDesignCS2からのPDFの作成は容易にでき、メールでの遠隔地での校正に活躍します。

4.デジタルマップ・およびさまざまなインフォーメーショングラフィックを作成する地図制作部門を擁しています。

国土地理院の数値地図や空間地図を活用したレリーフ地図・等高線地図をはじめ、さまざまなタイプのデジタルマップを作成しています。とくに「山と溪谷社」の日本百名山登山ガイド地図、「JR東日本」の「駅からハイキングマップ」など、登山・ハイキング・散歩の地図のデータが豊富にそろっています。また、ビジュアルに最適化された地図のデザインも行います。ビジュアル化されたグラフなど、インフォーメーショングラフィックスの分野にも強く、本文デザインとの連携プレイ効果も発揮できます。